整形外科|済生会 奈良病院

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整形外科

診療内容・特色

当科では膝関節疾患および足・足関節疾患(担当;松井医師)を中心に診療しています。

【当科でのスポーツ外傷・障害(膝)に対する手術加療】

保存加療に抵抗する場合には手術を行います。
スポーツ選手に大きな侵襲を加える手術法はできるだけ避けることが重要です。当科では侵襲の小さな関節鏡視下手術を得意としています。

主な疾患
  • 前/後十字靭帯損傷に対する関節鏡視下靭帯再建術(図1-a,1-b,1-c)
    (屈筋腱または膝蓋腱を用いた手術法があります。競技種目によって選択しています。)
主な疾患
  • 半月板損傷に対する関節鏡視下半月板部分切除術または縫合術
  • 離断性骨軟骨炎に対する手術:経皮的骨穿孔術・関節鏡視下固定術・自家骨軟骨柱移植術などを症例に応じて選択しています。
  • 反復性膝蓋骨脱臼に対する奈良医大式脛骨粗面移動術またはMPFL再建術
  • 内側/外側側副靭帯損傷に対する関節鏡視下靭帯再建術/修復術
  • 有痛性分裂膝蓋骨に対する関節鏡視下骨片摘出術
  • オスグット氏病に対する関節鏡視下骨片摘出術

手術を受ければ終了ということではありません。スポーツ復帰が目標です。

当院では医師の診察だけではなく、リハビリスタッフ(アスレティックトレーナー)とも相談しながら、スポーツ復帰まで慎重にサポートします。

平成27年4月より、スポーツリハビリテーション部を設立いたしました。

当科での変形性膝関節症に対する手術加療

高位脛骨骨切り術と単顆型人工膝関節置換術と全人工膝関節置換術の3種類があります(図2-a,2-b,2-c)。

当科での変形性膝関節症に対する手術加療
  • 高位脛骨骨切り術とは比較的若く活動性が高い人で、膝の内側部だけがすり減っている場合が良い適応です(ゴルフ愛好家など)。自分の膝関節自身を温存できるという大きな利点があります(図2-a;奈良医大式アーチ型骨切り術)。
  • 単顆型人工膝関節置換術は、膝の内側部分だけがすり減っている場合に行う手術です。全人工膝関節置換術に比べ、すり減っている部分だけを人工関節に取り替えるだけなので、出血量も少なく、リハビリがスムーズです(図2-b)。
  • 全人工膝関節置換術は、変形が重度で膝全体がすり減っている場合に行っている手術です。すなわち、高位脛骨骨切り術や単顆型人工膝関節置換術では対応出来ない場合に行っている手術法です(図2-c)。症例に応じて、両側同時人工膝関節置換術も実施しています(図3-a,3-b)。

これらの3つ手術法の決定ですが、先ず、レントゲン・MRI検査で膝の傷んでいる部分を確認します。最終的には、年齢・性別・職業などの社会的背景を考慮し、患者様はもちろん、その家族様とも充分に話し合い、一番満足できる手術法を選択しています。

その他の手術法

‘仕事や家庭の事情で1か月も休めない・・。可能な限り、短期の入院でなんとかならないの?少しでも楽にして欲しい・・。’という相談をしばしば受けることがあります。早期退院・早期社会復帰を余儀なくされる場合には、侵襲の小さな関節鏡視下手術を選択する場合もあります。

個々によって、痛みの程度・変形の程度・社会的背景などは様々です。従って、教科書的に、‘この手術法が良いはずだ。’と型通りに医師が一方的に決定するのではなく、患者本人・家族とわれわれ医師が一緒に考え、充分に話し合い、最適な手術法を選択することが重要であると考えています。一度、相談にいらして下さい。

体重コントロールサポート

「せっかく入院するので、減量も一緒にしたい!」という要望に応え、体重コントロールサポートチームを立ち上げました。

変形性膝関節症などの患者様は、減量が必要な場合が多いのが現状です。
手術を受ければ完結ではなく、手術後も快適な生活を送るためにはダイエットが重要です。

体重コントロールサポートチームとは

「減量が大事なことは分かっている。運動をしたいが、膝が痛くて出来ない」 「水だけでも太ってしまう体質だから・・。」このような訴えを多く耳にします。
自分にあった適切な運動をしていますか?正しい食生活を継続していますか?
減量は大変です。個人ではなかなか実行できないのが現実です。
体重コントロールは手術後の膝関節は言うまでもなく、自身の健康にも影響を及ぼす大切な問題です。
当院では栄養士・理学療法士が中心となり、医師・看護師と共にチームを作り、それぞれ専門的な立場からアドバイスすることで、ウェイトコントロールをサポートします。

体重コントロールサポート
【お知らせ】

当科は日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)に参加しています。

奈良県総合医療センターおよび当院では整形外科において、下記の症例について臨床研究を実施しております。
皆様には本研究の趣旨をご理解頂き、ご協力を承りますようお願い申し上げます。
研究の詳細、個人情報の保護については下記リンク先をご覧ください。

医師紹介

  • 岡橋 孝治郎副院長

    膝関節外科、スポーツ整形外科
    2013年度GOTS Travelling fellow(ドイツ・オーストリア・スイススポーツ整形外科学会)Traveling fellow選出

  • 松井 智裕整形外科部長

    超音波を用いた診療や関節鏡手術など低侵襲治療
    足部足関節、スポーツ整形

  • 岡本 公一常勤医

    整形外科全般
    四肢外傷
    スポーツ外傷

  • 岡村 建祐非常勤医

    整形外科全般
    四肢外傷
    スポーツ整形外科

  • 塚田 直紀非常勤医

    整形外科全般
    四肢外傷
    スポーツ外傷

  • 玉井 克弥非常勤医
  • 藤井 宏真非常勤医

外来担当医表

 
1診
(午前)
岡橋 孝治郎
(※)
谷掛 洋平 松井 智裕 玉井 克弥 松井 智裕 1.3.5週 岡本 公一
1診
(午前)
岡橋 孝治郎
(※)
松井 智裕
(予約のみ)
岡橋 孝治郎
(予約のみ)
2診
(午前)
岡本 公一 岡村 建祐 塚田 直紀 藤井 宏真
2診
(午前)
岡本 公一
(予約のみ)
塚田 直紀
(予約のみ)
3診
(午前)
岡村 建祐 松井 智裕
(足の外科)
3診
(午後)
岡村 建祐
(予約のみ)

初診患者さんの外来診察の受付時間は午前8時15分から11時30分までです。
基本的に受付順となります。
再診から予約が可能となります。
午後の予約診療も行っていますので、再診が必要な患者さんは窓口でご相談下さい。

*第2,4土曜日は休診となります。
*毎週火曜日の診察は休診となっておりましたが平成29年1月より診察を開始させていただきます。

※月曜日の岡橋医師の診察は、予約、もしくは岡橋医師宛の紹介状をお持ちの患者様のみに限らせていただきます。