消防訓練を実施

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消防訓練を実施

院内ブログ

奈良県と奈良市は3日、県内で39人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。一日の感染者数としては、8月18日の37人を上回り、これまでで最も多くなりました。その後も飲食店や事業所などクラスターが発生しているなど毎日のように報道されています。11月病院全体の取り組みとして、「夜間発生を想定し災害防火訓練」を実施する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、訓練方法を変更し1121日~125日の期間で実施しました。今回は各病棟・防災センター職員を対象に分散型の訓練形式をとりました。施設管理課が主となり運営し、各部署の希望する日と時間の要望に応え訪問し「火災発生時における通報訓練と初期消火についての説明、消火設備の操作方法と実演、避難経路の再確認」などを行いました。従来は、病院正面玄関前で実施していた水消火器の実噴射は場所を変更し、病院の地下にある通路を利用し行いました。栄養部・診療情報管理室の職員など17名が実践しました。

参加人数は43名、病院全体の12.5%でしたが、運営に携わった施設安全課職員は、「今回は訓練期間を2週間に設定したので、多くの方に体験訓練を経験してもらうことが出来て貴重な機会となった」参加者からは、「水消火器1本は15秒しか使えず、火災時には院内の消火器をかき集めないと消火できない。やってみると15秒は余りにも短く、初めての体験で、学ぶことが多かった」という意見がありました。施設管理課管理者は、「災害や火災時に備えて、職員一人一人が速やかに行動できるよう、組織作りができれば」と熱い思いを語りました。

医療安全管理室 看護師長 丸山節子

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